スマホ ウイルス 種類 iPhone アンドロイド

スマホウイルスの種類について

「マルウェア」という言葉を耳にしたことがある人も多いと思います。
マルウェアとは、悪意のあるプログラムのことで、要するにウイルスのことです。

 

iPhoneやアンドロイドなどのスマートフォンをターゲットにしたモバイルマルウェアは、2014年の時点で10万種類以上が確認されています。そして、この内の9割以上のウイルスがアンドロイド端末を狙ったものです。

 

これらのウイルスにはさまざまな種類があり、その主な目的は個人情報の抜き取りや金銭の搾取です。
いろいろなウイルスがあの手この手を使って、あなたのスマホから情報や金銭を盗み取ろうとしているのです。

 

スマホを狙ったウイルス被害の多くは、遠隔操作型かデータ抜き取り型になります。
以下が主なスマホウイルスの種類です。

 

バックドア

遠隔操作型のウイルスの代表格がバックドア型ウイルスです。
ネットワークを経由して、持ち主に気付かれずにスマホに侵入してきます。
バックドアウイルスに感染すると、外部から端末を遠隔操作されてしまいます。

 

トロイの木馬

データ抜き取り型では「SMS型トロイの木馬」というウイルスが主流です。
このウイルスに感染すると、データを抜き取られたり、有料のショートメッセージサービスなどを勝手に利用され金銭を請求されたりします。

 

スパイウェア

インターネットの観覧履歴などを収集して、ユーザーの個人情報やパスワードなどを、スパイウェアの発信者に送信するマルウェアです。

 

フィッシング

ネットショップや金融機関などの正規のメールを装って、ウイルスが仕込まれた架空のホームページにユーザーを誘導。そのホームページ上で暗証番号などを入力してしまうと、その情報が送信されてしまいます。
この様なマルウェアを使った詐欺の仕組みをフィッシングと呼びます。

 

アドウェア

アドウェアとは広告を自動的に表示させるプログラムのことです。
スマホに表示される安全な広告も含めアドウェアと呼びますが、中には「ウイルスに感染しました!」など、嘘の警告画面を表示させ、ユーザーにウイルス入りのアプリをダウンロードさせようとする悪質なアドウェアもあります。
この様に、強制的に広告を表示させるアドウェアの仕組みを悪用する手法が横行しています。