LINE ウイルス iPhone 被害

LINEウイルスとは?

LINEウイルス」という言葉を耳にしたことはありませんか?
LINEアプリのトーク本文に特殊な文字列が表示された途端、LINEアプリが重くなってフリーズしたり強制終了したりする被害のことです。

 

こんな症状を聞くとウイルスのように感じてしまいますが、「LINEウイルス」はウイルスではありません。
ウイルスではなく文字化けによるバグです。
Unicode(ユニコード)と呼ばれるコンピュータ上で取り扱われる特殊な文字列が、このバグを引き起こします。

 

Unicodeの特殊な文字列がLINEに表示されると、LINE側がその特殊文字を認識できないため、文字の変換処理に時間がかかり、アプリが重くなってしまいフリーズしたり強制終了してしまうのです。

 

iPhoneにも被害がある?

LINEウイルスはiPhoneもAndroidも同じように被害に遭います。
この「LINEウイルス」を面白がって送信してくる輩がいるので注意しなくてはいけません。
そしてLINEにUnicodeが表示されてしまうと、その後もLINEを開けなくなったり重くなったり不調が続くことになります。

 

ちなみにUnicodeによる嫌がらせ(攻撃)は立派な犯罪です。「電子計算機損壊等業務妨害」という罪名で、5年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられます。

LINEウイルスにかかったときの対処法

LINEウイルスにかかってしまいLINEの調子が悪くなってしまったら、まずはスマホを再起動してLINEを起動してみましょう。
それでもダメな場合は、LINEアプリを一度アンインストールしてから、新規アカウントを作成しアプリをインストールしなおします。
これで回復するはずです。